「カルロス サンタナ 」ギター機材紹介編
サンタナ の使用ギター、エフェクター、アンプを紹介します。
ボクは小学6年生の頃から ロック ギタリストのプレイを耳にするようになりました。最初に出会ったロックバンドが「 サンタナ 」でした。体験順にその出会いやエピソード、ギタリストへの思いを綴っていきたいと思います。
もちろん、ギターテクニック、ギター アンプ、ギター エフェクター などのギター 機材 やおススメ アルバムや小ネタなど、好きなように書いていきます。
おつきあい願えれば嬉しいです◎。
「 サンタナ 前編」では、ギタリストとの出会いやエピソードを中心に、「 サンタナ 後編」では、ギタリストのプレイや機材等を中心に、映像なども絡めて書き進めます。
ぜひご覧になって下さいね!!
前回記事: 洋楽ロックギターギタリスト名鑑 ①カルロスサンタナ ライブ体験編
カテゴリー:★洋楽おすすめレジェンドギタープレイヤー名鑑
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目次
サンタナ
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カルロス サンタナ は、どんなギタリスト?
「泣きのギター」という言葉をご存知でしょうか。むせび泣くように感情に語りかけてくるギターフレーズ。
この言葉は、まさにカルロスサンタナから発祥した言葉と言っても過言ではありません。カルロスのギターは人間の感情に訴えかけてくるギターを弾けるプレイヤーだと思います。
そして,カルロスのギターサウンド、ギターフレーズ、ニュアンスの出し方などすべてにおいて唯一無二のギタリストなのです。
誰が聴いても、「あっ、サンタナだ!」と分かる独自の個性を持った素晴しいギタリストです。誰かに似てる、というのが見当たらない人は、本当に希少です。
そのオリジナリティは後生に語り継がれていくレジェンドだと思います。
カルロス サンタナ の ギター
GIBSON 初期型SG & レスポールJr スペシャル
1969年ウッドストックフェスティバルで演奏したサンタナは、実はまだデビューしていませんでした。いわばアマチュアだったわけですよね。
それで、この演奏ってスゴすぎませんか?
この時はギブソン初期型SGを使っていますね。初期型SGは、ピックアップが「P−90」だったんです。
では、ギブソンSG&P-90のサウンドをご堪能ください!
そして白黒写真は、レスポールJrスペシャルですね。シングルカッタウェイで、SGと同じくピックアップは、P-90です。
Gibson Les Paul Custom 改??
このギターについては諸説あるようで、レスポールデラックスが元ではないかという説もあるそうです。SGからレスポールに変わったことで、甘く艶やかなサンタナギターサウンドの原点が出来上がったらしいです。
この写真では、Mesa Boogie Mark1が写っていますね!
↓映像は、1973年の日本公演のものです。甘く艶やかなサンタナギターサウンドが確立されていますね。
Gibson L6
1977年には、YAMAHA SGを使い始めています。
L6を使っていたのは、1975年前後と言ったところではないでしょうか。
L-6は24フレットあるためフロントピックアップが2フレット分リアよりになるので、レスポールよりは、若干トレブリーなサウンドになります。
YAMAHA SG 175 BUDDA MODEL
海外の二大スタンダードであるギブソンとフェンダーの仕様、そして、ヤマハ・オリジナルのセクションを効果的に融合させ、セット・ネック&ハムバッカー仕様を搭載したモデルを制作し、ほぼ正対称となるヤマハ独自のダブル・カッタウェイ・ボディを持つ新たなモデルを作り上げました。
それが、SG-175です。そしてSG−175を気に入ったカルロスのために作られたものが「YAMAHA SG 175 BUDDA MODEL」です。
このYAMAHA SG 175 BUDDA MODELは、500万円から600万円くらいで取引されています。
従来のSG-175のカスタム使用として、「チューン“オー”マティック搭載」「24フレット」「ブッダ&ロータス・インレイ」「バック・コンター&ボディ厚変更」「各種パーツ変更」「サステイン・プレート搭載」「Tクロス・ワンピースネック採用」「トップ材変更」が行われています。
ボクの記憶なので定かではないのですが、ピックアップのワイヤリングもし直してあると思います。
では、この「YAMAHA SG 175 BUDDA MODEL」で弾いた「哀愁のヨーロッパ」を聴いて下さい。
SG175は、「ロングトーン」を得意とするギターです。この映像の3分35秒頃から、カルロスのギターは、一つの音が1分間も伸び続けています。
これはYAMAHA時代のカルロスが得意とする「フィードバック」という奏法です。
伸び続ける「たった1音」が感情を揺さぶるんです。
カルロスだからこそ成せる技なんですね。
↓の動画は、YAMAHA SG仏陀モデルとBoogieのヘッドがよく見えます。ギターサウンド、素晴らしいですね!!
PAUL REED SMITH CARLOS SANTANA MODEL
「PRS SANTANA Ⅰ」
「PRS SANTANA Ⅱ」
「PRS SANTANA Ⅲ」
現在のカルロスは,ポールリードスミスのサンタナモデル愛用しています。最近では、シングルカッタウェイのものも使ったりしています。
1980年代からポールリードスミスのギターを愛用しています。
ボディトップには波状の杢目が美しいカーリー・メイプルが用いられ、ギブソン・スタイルのカーブ・トップ・ダブルカッタウェイ・ボディと左右対称のヘッドストックはプレファクトリー期に見られるPRS初期スタイルだそうです。
1ボリューム・1トーン、24フレット/24.5インチネックスケール、指板Rは平らめの11.5インチ、太めのサンタナ・ネック・プロファイル、フレット溝加工、ネックはボディ中央奥深くまで刺さる特別仕上げのディープ・ジョイント方式だそうです。
個人的な主観ではありますが、PRSのサウンドは、YAMAHAよりはファットで倍音成分が多いように感じます。音的にはイナタイ感じかな。
サステインはYAMAHAのほうが圧倒的だと思います。
なんて言うんだろう、「古さと新しさが混在した音」がPRSの音だと感じます。
あくまでボクの主観です。
ボク的にはYAMAHAの音の方が好きですね。
こちらは,PRSで弾いた「哀愁のヨーロッパ」です。サンタナの音であることには、間違いなんだけど、音が伸びない。良い音なんだけど、この曲ではPRSは違うのかな、と思いますね。
カルロス サンタナ の2014年の機材紹介動画です!
カルロス サンタナ の ピック 弦 弾き方
カルロスのピックは、大きな三角形のピックでありましたが、
最近は、V-PICKというのを使っているようです。
弦は、調べてみたんですけどなかなか分からなくて、GHSからサンタナモデルが出ているのでそれなのかなあ,と思ったりしています。
カルロスのピッキングの仕方は「逆アングル」といって、通常のピッキングとはピックが逆向きです。正直慣れていないと弾きにくいです。
逆アングルピッキングを使うギタリストは,カルロスサンタナとジャーニーのニールショーンです。ハイ、なんか納得出来ましたよね。ロングトーンと泣きの表現力を持つギタリストということであります。
カルロス サンタナ の ギター アンプ
カルロスサンタナのギターアンプと言えば,初期はフェンダーだったと思いますが、メインとしては、「BOOGIE MARK Ⅰ」ではないでしょうか。
ウォームでサステインがあり、丸みがあるサウンド、それが「MARK 1」だと思います。これが本来の「BOOGIE」の音ではないかとボクは思います。
その後,「ダンブル」も使っています。
最近「KING SNAKE」というサンタナシグネイチャーモデルが出ているようです。
これは、ダンブルのアンプですね。
カルロス サンタナ の エフェクター
カルロスのエフェクター、最近は「ピートコーニッシュ」のものを使用しているようです。下記の写真は、スイッチボックスかと思われます。
右は、ワウですね。
これは,ワウの隣にあるペダルですが、「インピーダンスのミスマッチを改善するもの」と言うことでした。「バッファー」なのかな、と思います。
そして「ピーターソンのチューナー」とその下は、「TCエレクトリック」のディレイのようですね。
カルロス サンタナ のプレイスタイルの変化
カルロスサンタナは、よく「ロングトーンが特徴」と書かれていることが多いんです。
確かにそうなんですけど、実は、ギターがポールリードスミスになってからは、そんなにロングトーンやフィードバックを使っていません。
ポールリードスミス自体、そんなに音が伸びるギターではないからです。
72歳になった今でも、カルロスは、バリバリの現役です。
サンタナが来日した際には、皆さんもぜひ見に行ってみて下さい。カルロスのギターのヴァイブレーション、ラテングルーヴを体験してみてほしいです。
今回は、大好きな「カルロス サンタナ」について書きました。
次回は、QUEEN 来日!洋楽ロックギタリスト名鑑②BRIAN MAY愛器レッドスペシャルの魅力 です。
今回も最後までご覧頂きありがとうございました!!また読んで下さいね!!
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