ギター初心者練習法バンドアンサンブルの基礎知識 前編
こんにちは、hisaです。
エレキギター初心者の方々に知っておいてほしいバンドアンサンブルの基礎知識についての5つのことをお伝えします。
弦を張り、ギターのチューニングをし、まずは、簡単なギターコードを覚えて曲の練習しますよね。ギターアンプやエフェクターの使い方の前に理解しておくべき大事なこと、
「楽しい演奏になる要素とは何か」をお伝えします。
バンドリハの時に役立つ大事な大事な内容を今回解説します。
ぜひ、引き続きご覧になってください!!
今回は前編です。
ボクも初心者の時にバンドアンサンブルの基本をもっと知っておけば、ギターの演奏自体も、もっと上手になれたのにと思います。
この5選の中で「ほんとうの上手さ」「楽しい演奏の要素」って何なのか?について解説したいと思います。
もし皆さんが、「ギターを始めたばかり」あるいは、「もう一度基礎を見直したい」ということであれば、ぜひ今回の記事を読んで下さいね!
そして、これからのトレーニングを頑張ってみて下さい!!
というくらい、実はとても大事なことなんです。
でも、結構アマチュアバンドをやってる方々にスルーされてたりするんです。
今回は、ジャニーズのバンド系の方々の演奏を例に挙げて話しますね。
カテゴリー:エレキギター練習&知識「リズム・コード・バンドリハ」
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目次
バンドアンサンブルの基礎知識その①〜速弾きや難しいことが出来ると上手いの?〜
ジャニーズバンド系関ジャニ、楽しい演奏が出来る秘密を探ろう!
関ジャニ∞のバンドで演奏している映像って見たことありますか?
安田くんのギタープレイを見たことありますか?
関ジャニ∞の大倉くんのドラムとか丸山くんのベースプレイとか見たことありますか?
実は、このジャニーズのバンド系で楽器やってる人たちのプレイに
とってもとっても大きな秘密が隠されているんです。
彼らは大規模のフェスティバルや何千人ものお客さんを楽しく乗せる演奏が出来ます。
たとえ彼らのファンじゃなくても。ある一つのことが、完璧に押さえられてるからです。
「ある一つのこと」って何でしょう。
これが今回の大テーマなのです。
少々テクニカルなこと出来なかろうが関係ない、プロの演奏として、絶対的な基本を強固に押さえているので、あれだけの人数を楽しませる演奏が出来るのです。
ボクも若いうちからしっかり知っておきたかった。40歳を超えてギターのレッスンを受けるようになって、「ああ、こういうことなんだな!!」と分かったんです。
ギターを始めたばかりの方や若い方々、(30代はボクから見れば若い方ですよ笑)
今のうちにしっかり分かっておきましょう!!
正直、ある程度エレキギターを弾いてきた方は、安田くんのギターを聴いて「これくらいなら、自分でも弾ける!」と、思った人がいるかもしれません。
凄い速弾きをする訳ではありませんし、バンバンにギターソロを弾くわけでもありません。
難しいテクニカルなことをやっているようには見えません。
でもバンドアンサンブルの中で押さえることは、ちゃんと押さえて曲を活かす演奏をしています。
速弾きやテクニカルなことの意味合い
つまり、「速弾きやテクニカルなこと」は「演奏が上手い」ということの第一条件ではないのです。
「ギタリスト個人の個性を作るための味付けの要素」なのです。
「バンドの方向性において必要なこと」の場合もありますね。
「難しいことが出来る=演奏が上手い」
それはちょっとだけ違います。どんなに速く指が動いても、どんなに難しいことをやっていても聴いててドライブ感を感じない。それでは「いい演奏」ではないのです。
では、もう少しジャニーズの方々の演奏を例に説明しましょう。
バンドアンサンブルの基礎知識その②〜楽しい演奏の秘訣は「等速感」〜
等速感とは?
この映像を見ていると、バンドとしてすごく上手いかというと、そうでもない感じがするけど、聴いてると何だか楽しくなってきて自然にカラダが動いてきますよね。
音だけで聴いていても楽しいですね。
「弾くこと」がおぼつかないことがあっても聴いてる人が楽しくなる演奏の秘密!
これを解明しましょう。
まず始めに、演奏するテンポが、「速くなったり遅くなったりしない」んです。
速くなったり遅くなったりすると、聴いてる方がノリにくいです。
「ああ、だんだん速くなってる〜」
「なんか、速くなったり、遅くなったりする〜…..」
と頭の中で考え始めると、気持ちがそっちにとられて楽しくなくなってきます。
曲を楽しむことに集中出来ません。
「演奏が楽しい」とは、もう、何にも考えずに、ただただ演奏のリズムに身を任せて曲を楽しむことに集中出来ている状態かと思います。
まず、楽しい演奏の第一条件は、
「曲のテンポが速くなったり遅くなったりせず、一定で等しい速度で演奏する!!」
ことなのです。このことを「等速感」と言います。
クリック(メトロノーム)を聴くのはなぜ?
プロのミュージシャンのライブを見てみると、耳にイヤホンのようなものをつけていることが多いです。
これは「イヤーモニター」というもので、自分の演奏の音や、バンド全体の音を確認するためのものです。
よくライブ会場でステージ上にスピーカーがおいてありますが、自分の楽器の音やほかの楽器の音が、そのスピーカーから聴こえて自分たちの演奏の音が確認出来ます。
近年は、ワイヤレスでイヤホンにその音を飛ばして、自分たちの音を確認出来るようになりました。
プロのミュージシャンのライブ、特に大きなステージでは、イヤーモニターを使っていることが多くなりました。
そのイヤーモニターにクリック音(メトロノームの音)を流して全員でそれに合わせて演奏していることも結構あります。
クリック音に合わせて演奏しているので、「等速感」が保てます。
おそらくではありますが、関ジャニ∞のみなさんも、メトロノームに合わせて練習することをたくさんたくさんやっていると思います。
ライブでイヤーモニターから、クリック音(メトロノーム音)が流れている可能性もあります。
メトロノームに合わせて練習する!とよく書いてありますが、その理由は、
「等速感を養い、聴く人がノリやすく楽しめる演奏するため」だとボクは考えています。
プロのミュージシャンが、クリック音(メトロノーム音)に合わせて演奏出来ることは、条件という以前の当たり前なことなのです。
時々アマチュアバンドの方が、「ライブは生き物だし人間が演奏するんだから、演奏が速くなったり遅くなったりするのは当たり前」とか「メトロノームを聴いて練習するのは人間的ではない」的なことを言われる方がいますが、もう少し聴いてる側の立場になって考えるべきだと思います。
聴く側にとって「等速感」は大変重要です。
だって、速くなったり遅くなったりする音源なんて普段聴いてませんから。
初心者のうちから「等速感」を身につけていくことが楽しい演奏への近道です。
メトロノームに合わせて、楽しく演奏出来るようになりましょう!!
またまた長くなってしまいました。次回へ続きます。
次回は、エレキギター初心者練習法「バンドアンサンブルの基礎知識5選」後編です。
今回も最後までご覧頂きありがとうございました!!
また読んでくださいね!!