クリーム・クロスロードに学ぶギタービブラート術Tab
一味違うチョーキングとビブラートの技術! 弾いておきたいギター名曲&名演ワンポイントレッスン
こんにちは、hisaです。
前回は、クリーム(エリッククラプトン)のチョーキング術について分析してみました。
いかがだったでしょうか?
今回は、ビブラートについて書いてみたいと思います。
前回記事:ギター初心者に捧ぐチョーキング術!クリーム・クロスロード
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目次
ギター初心者の方に!大村孝佳さんに教えて頂いたビブラート練習のポイント
もう6、7年前くらいですかねえ。
地元で大村孝佳さんのギタークリニックがあって観に行きました。
もちろんアルバムの曲も予習して行きました。
曲を聴いて感じていたことは、「ビブラート上手いなあ。」ということです。
彼は、イングヴェイとかインペリテリに影響受けていると言われがちですが、実際には、
「ジョージ・リンチ」と「リッチー・コッツェン」が好きなのだそうです。
彼のギターには、速弾きやスイープとかタッピングは多々入っていますけど、機械的ではなくドライブ感があります。カッティングもしっかり出来る方です。
クリニックでの質問コーナーで大胆にも手を上げて、
「大村さんのビブラートってすごくカッコいいと思うんですけど、ビブラートはどのように練習されているんですか?」ときいてみました。
大村さんは、「おっ、ありがとうございます!!」と言われ教えてくださいました。
「曲にはテンポがあります。やみくもに揺らすのではなくてその曲のテンポに即してかける必要があります。」と答えて下さいました。
テンポが120であれば、メトロノームに合わせて長さを、四分音符、八分音符、16分音符と練習していきます。
確かにテンポに合って揺れている方が、リズム的にもグルーヴ感、ドライブ感も出ますね。
ですから、メトロノームを使ってちゃんと練習することがいちばんの近道なんですね。
クロスロードのクラプトンのビブラートについて
クラプトンのギターって基本「さりげな〜い感じ」なんですよね。
このクロスロードの中でもスロー再生にしてみると、「結構ビブラート掛けてるな。」というのがわかります。
掛かってるんですけど、いかにも「掛けてます」的ではなくて、さりげなく自然な感じですよね。元々の速度の戻して聴くと、
「おりゃ〜っ!!!俺はビブラート掛けてるぜ〜っ!!!!!」
みたいなのと全然違いますよね。
これを研究してみたいと思います。
ここから書くことは、あくまでボクの私見ですのでご了承のほどをよろしくです。
ギター初心者向けの方も知っておこう!一味違うビブラート練習法
1.さりげないビブラートの掛け方編
・上側に上げる編
弦とフレットは直角に交わっていますね。交点を「0」と考えます。
まず上側に交点から3ミリから4ミリ程度上げます。+3から+4ミリです。
これくらいなら音程が変わってる感が少ないです。
そして弦を下ろして「0」まで戻り、下側へ1.5ミリから2ミリ程度下ろします。-1.5ミリから-2ミリです。
上に上げて、下に下ろして、また上に上げるの繰り返しです。
・下側に下げる編
まあ、上側の逆なわけですが、
まず下側に交点から3ミリから4ミリ程度下げます。-3から-4ミリです。
そして弦を上げて「0」まで戻り、上側へ1.5ミリから2ミリ程度上げます。+1.5ミリから+2ミリです。
下に下ろして、上に上げて、また下に下ろすの繰り返しです。
ビブラートの練習+リズム練習が加わるという荒技です(笑)。
メトロノームをテンポ60くらいで鳴らします。8分音符で考えて、
・上側に上げる編だと、+3ミリ程度上げきったところを「オモテ」、-1.5ミリまで下げきったところを「ウラ」と考えて練習します。
・慣れてきたらちょっとずつテンポを上げていきます。
・注意事項は、「テンポに即していない速く細かいビブラートはやらない方がいい」ということです。特に連発したり頻繁にやりすぎるとクドい感じがします。
しょっちゅう「ウニョウニョウニョニョ〜〜!!!」みたいだとちょっとクドイ感があるかもしれません。
そしてテンポを無視してるというか乗れてないというか、そういう感じだとカッコ良くないです。
どんな技術も「リズムは大事」なのでございマス。
普段はさりげなく、「ここぞ!」という時に大きくかける!というのが良いのではないでしょうか。
さて最後に、クロスロードの前半部分のギターソロを確認してみましょう!!
次回は、いよいよギターのタメの話に突入してみようと思います。
次回は、リッチーブラックモアのアンプ・エフェクター 必見です 。
今回も最後までご覧頂きありがとうございました!!
また読んでくださいね!!