ギター初心者に優しいギターピックの選び方・持ち方情報
①挫折を乗り越える!!ギターの始め方&初めてのギター必要なもの一覧 ②エレキギター選び方・弦の選び方・シールドの選び方・チューニングの仕方
こんにちは、hisaです。
前回、ギターチューナーだけで1記事終わってしまいました。
今回は、ギターピックについて熱く書きたいと思います。
ピックは、たかだか100円程度。
しかし舐めてはいけません!!ピック1枚でずいぶん音が変わります!!
ギター初心者の方にもわかりやすく、ピックの選び方をお伝えしたいと思います。
ぜひ、ご覧になって下さい!!!
前回記事:初心者必読!ギターを弾く時に準備しておきたいアイテム①ギターチュー
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ギター ピックの選び方、ギターピックの持ち方も説明します!
目次
ギターピックの値段
ギターピックの値段は、100円から200円くらいです。
それ以上になると、特殊な素材であるかどうかで違ってきます。
写真は「V-ピック」というピックです。1300円近くします。
基本的には「ギターソロの弾きやすさ」でピックを選ぶ方がこういった特殊素材系のピックを探される方が多い様に思います。
初心者の方は、定番の100円前後のもので充分です。
プレイする音楽ジャンルやどういったプレイをしたいのかでピックの形や厚さを考えていく方が先決です。
用途別のギターピックの選び方
大まかにわけて書きますね。
ピックの厚みは、出る音の太さに比例する事が多く、薄い場合はシャラ〜ンと軽い感じ。
厚くなるほど太さが出てきます。
ギターカッティング、ギターストロークに適したギターピックの厚さ
ストロークやカッティングをする時に、厚く硬いピックだと、弦にピックが引っかかってしまってうまく出来ません。
ピックに「しなり」があったほうが、カッティングやストロークがしやすいです。
・カッティングやストロークをする時はピックに「しなり」があった方が良い。
結論→「しなり」を出すには、「薄いピックが良い!」
「Thin」(0.5mm程度の厚さ)が適している!!
ギターカッティングやストロークもしたいけど、ギターソロを弾きたい!
カッティングやストロークには、thinがちょうどいいんだけど、ギターソロをガンガンに弾こうと思ったら、thinではしなりすぎて、速いピッキングが出来ない場合。
「medium(ミディアム)」(0.7mm程度の厚さ)が適している!!
ロックギター、パワーコードをガンガン弾くのに適したギターピックの厚さ
ディストーションサウンドで、ロックをガンガンに弾く低音弦でのパワーコードをガシガシ弾いて音の厚みを出したい。ギターソロもガンガンに弾きたい場合。
「hard、heavy」(厚さ1.0mm程度)が適している!!
ゴリゴリのメタルでいきたい人に適したギターピックの厚さ
カッティングやストロークなんてしやしねえ!!
ギンギンの歪でゴリゴリの太い音でパワーコードを弾くぜ!!的な方には、
「extra heavy」厚さ1.2mm程度」が適している!!
厚みがありすぎてストロークやカッティングは、弦にひっかかってやりにくいったらありゃしない感じです。音は太くパワフルになります。
ギターピックの種類と適した使い方
写真が、その形がいろいろ載っているサウンドハウスのページのリンクになっています。
クリックしていろいろ見てみて下さい。
トライアングル型
ティアドロップ同様、ポピュラーなスタイルです。通称おにぎり型と呼ばれるとおり、3角形をしており、3つの頂点どこでも同じ感覚でピッキングが可能。どちらかというとコードストロークやカッティング向きです。
出典:サウンドハウス(https://www.soundhouse.co.jp/howto/guitar/pick/)
メーカーによっての形の違いが一番少ないかもしれません。
上の写真の2種類くらいです。
トライアングルなので、3箇所弾けるところがあり、ある意味経済的ですね。
速いフレーズを弾くには、もうちょっと先が尖っている方が弾きやすいと思います。
ティアドロップ型
もっともポピュラーなスタイルで、多くのギタリストが使用している形です。先端に向かうにつれシャープになっていくので、弦へのひっかかり感が少なく、スムーズなピッキングが可能です。
出典:サウンドハウス(https://www.soundhouse.co.jp/howto/guitar/pick/)
このティアドロップ型、結構くせ者で、先の尖り方がいろいろ違います。
形状や大きさも微妙に違ったりします。
写真は、全部ティアドロップ型ですが、先の尖り方や形、大きさも微妙に違います。
なのでいろいろ試してみて自分に合ったものを探す必要があります。
ピック探しの旅が始まります。またそれも楽しかったりするんですけどね。
まずはやはり、楽器店で手に取ってみて合いそうなものをいくつか買って試してみる、というのがいいかと思います。
ジャズ型
ティアドドロップ型の先端をさらにシャープにし、サイズも小さくしたモデルです。ティアドロップよりも更にスムーズなピッキングが可能で、JAZZギタリストはもちろん、ハードロック、ヘヴィーメタルギタリストの愛用者も多いです。
Jim DumlopのJazz Ⅲは、結構使っていました。
速いフレーズも弾きやすく、カッティングも出来なくはないです。
出る音が若干独特で、歪んだ音だと「ピキピキいう感じ」が残ります。
ナイロン素材なので、弦に引っかかる感じがありますね。
そこで好みが分かれるかと思います。
ティアドロップよりは小さいので、ジャズ型に持ち替えた時に慣れるのに時間を要しました。
僕も最初は手が痛くなりましたね。慣れれば大丈夫になりますけどね。
ジャズⅢの「ULTEX」も使っていたことがあります。
黄色の半透明のヤツですね。こちらの方が音の太さが自然です。
かなり硬めです。まったく「しなり」はありません。
速いフレーズやパワーコードには良いですが、カッティングやストロークには適しません。
ジャズ型は、初心者からいきなりはやめた方がいいかもしれません。
あ、ジャズをやるなら別ですよ。
ある程度弾けるようになってから試してみてはいかがでしょうか。
マンドリン型
マンドリン用のピックに近い大きさのピックです。
比較用にティアドロップ型(右の白のもの)と並べてみました。
かなり小さいですが、ギターソロもスムースに弾けますし、カッティングもやりやすかったりします。
TOTOのスティーブ・ルカサーや日本が誇るギタリスト、増崎孝司さんが使われています。
小さいピックをしっかりホールドして持つことが出来れば、結構いい感じで弾けると思います。
僕自身は、なんか飛んで行ってしまいそうで合わなかったですけどね。
そこが問題です。
ギターピックのおすすめ3選
F.P.C (Fujiwara Pedalboard Community)のピックです。Made in Japanです。
一番の魅力は「トーンの良さ」です。適度なまろやかさと、気持ちの良い粘り感、
ホールド感もとても良いです。
ピックの先の部分も尖り過ぎず、鈍角過ぎず、弾きやすさ抜群です。
皆さんにお勧めしたいです。
オーガニックトーン(Carlton & Retnour style)
真ん中2つが「オーガニックトーン」です。
左が厚さ1.00mm。右が1.20mmです。
マンドリン型の形状でティアドロップ型の大きさ、と言えば良いでしょうか。
オーガニックトーンの1.00mmが、ボクのいちばんのお気に入りです。
コレがなくなったら大変困ります。
ソロでもパンチがあるし、カッティングやストロークもスムースです。
幅広いジャンルで使えると思います。
ウォータードロップ
ウォータードロップというネーミングですが、ティアドロップ型です。
他のものと比べ、形がすごく考え抜かれて作られた感じがします。
同じ1.00mmでもウォータードロップの方がオーガニックトーンよりもなんだか厚みを感じます。その分音が太いように思います。
トーンの良さはもちろんのこと、オーガニックトーンよりもっとパンチの効いたロックなサウンドが欲しい方は、こちらをオススメします。
スモールトライアングル
これ、気になる形です。いちばん左がスモールトライアングルですね。
隣のピックがマンドリン型なので結構小さいです。
実は、この記事を書きながら1.00mmの「お試し5枚セット」を注文しちゃいました。
3箇所弾けるところがあって、カッティングやストロークに適したオニギリ型というのが結構魅力かも。
どのタイプも、こんなにいい音なのに、1枚100円です。
お試し5枚セットでも500円です。
F.P.Cピックは、絶対オススメです。ぜひ手にとってみてください。
ギターピックの持ち方
まず、ピックを人差し指に写真のような感じで乗せます。
親指を写真の様に添えます。
ピックの先がどれくらい出るかは、弾いてみて弾きやすい様に調節してみて下さい。
裏側からみた感じです。
この様に、親指が出た弾きかたをする方もいます。
TOTOのスティーブルカサーがこんな感じです。
手首の振りがシャープになるかな。
あくまで「弾きやすい」というのが調節ポイントですね。
ギターピックオリジナルも作れます!トモ藤田さんのギターピックの紹介
pickboyでオリジナルピックが作れます!!
トモ藤田さんは、アメリカのバークリー音楽大学のギター科の准教授で、教え子にはジョンメイヤーがいます。
https://www.youtube.com/watch?v=D7j-7hoiNaY
PICKBOYでは、ピックの素材、形、ゲージ、色を選ぶことが出来、自分のオリジナルの絵柄・文字をピックにプリントすることが出来ます。
自分だけのオリジナルピックを作ることが出来ます。
上の写真は、PICKBOYで作られた「トモ藤田オリジナルピック」です。
D_DRIVE YUKIさんのピック弾き比べyoutube動画
次回は、ギタースタンド、ギターシールド、お手入れ用品等について紹介します!。
今回も最後までご覧頂きありがとうございました!!
また読んでくださいね!!