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70年代洋楽アルバム名盤youtube1978年編②

70年代洋楽ベストヒットアルバム名盤100選




こんにちは、hisaです。

 

 

今回もご覧頂きありがとうございます。

 

70年代の洋楽ロックは、かっこいい洋楽アーティストが多く、有名ヒット曲はもちろんのこと、バラード、CMで使われた曲も多く存在します。

ランキング形式で、ヒット曲を中心にして名盤アルバムの名曲をyoutube映像と音楽および1曲ずつの解説やエピソードなども交えてご紹介します。

たくさんの音楽が聴けます。ぜひ、解説を見ながらいろいろな音楽をお楽しみ下さい。

 

・1978年のおすすめアルバムのチャートランキング!!

・その年の「洋楽ロックおすすめアーティストのアルバム&おすすめ曲」!!

・おすすめアルバムの「発売日」「チャート最高順位」「プロデューサー」「収録曲」

・おすすめアルバム中の「洋楽バラードの名曲」の紹介

・おすすめ曲を「youtube映像」でお楽しみ頂けます。

・前半でその年の「日本(邦楽)のヒット曲」、後半で「その年の日本の出来事」を紹介

・1年分を「前半」と「後半」に分けています。

 

 

ぜひ、解説を見ながらいろいろな音楽をお楽しみ下さい。

同年の日本のヒット曲や日本の出来事も掲載しています。

照らし合わせてご覧頂くと楽しめると思います。

今回は1978年にヒットした洋楽 ロックのアルバムをご紹介します。後半です。

 

 

今回は、アメリカ・イギリスの有名アーティストのデビューアルバムを中心にお送りします。

前回はアメリカンハードなロックを中心にいったからですね。

今回はアメリカ、イギリスのソロアーティストやバンド、ニューウェイブ系も登場しますよ。

では行ってみましょう!

 

 

 

前回記事:70年代洋楽名曲ランキング&おすすめ人気アルバム「1978年洋楽名盤10選」前半

 

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目次

1978年 昭和53年の日本の出来事・流行

■60階建の超高層ビル「サンシャイン60」が開館
■新東京国際空港(現成田国際空港)開港
■24時間テレビ「愛は地球を救う」放送開始
■ディスコブーム
■日中平和友好条約調印
■宮城県沖地震
■第1回「日本アカデミー賞」
■福岡大渇水(287日間にわたる給水制限開始)
■農林水産省が発足
■郵便貯金がオンライン化
■青木功が世界マッチプレー選手権で初優勝
■サーフィン・ファッション大流行
■原宿に竹の子族登場
■ペチコート・スカート人気
■ベアトップ等露出ファッション
■ニュートラ(関西)ブーム、ハマトラ(関東)ブーム
■マルチレングファッション
■タンクトップ大流行
■シミチョロ・ルック
■カラーTシャツとネーム入りカラーシャツ
■ハーレム・パンツ
■黒のフォーマルウェア
■ミニコンポ(アイワ)
■フロントホックのブラジャー(ワコール)
■玩具 スライム
■インベーダーゲーム(タイトー)
■おむつ パンパーズ(P&G)
■使い捨てカイロ ホカロン(ロッテ)
■赤いきつねうどん(東洋水産)
■緑のたぬきそば(東洋水産)
■ボンカレー・ゴールド(ボンカレー・ゴールド)
■とんがりコーン(ハウス食品)
■口裂け女 (小・中学生の間で流行した話 発生は岐阜県といわれる)
■たたりじゃー (松竹映画、八つ墓村のテレビCMから出た言葉)
■ナンチャッテおじさん(東京近郊電車内で「ナンチャッテ」と人を笑わすおじさんがいう)
■フィーバー(映画「サタデー・ナイト・フィーバー」から流行したことば)
■窓際族(ラインの管理職からはずれたオフィスの窓際にデスクを構える中高年層)
■普通の女の子に戻たい (キャンディーズの引退宣言の言葉)

 

洋楽ヒット曲ランキング!70年代洋楽名曲!         1978年 第6位!ブルース・スプリングスティーン

☆Bruce Springsteen   / DARKNESS ON THE EDGE OF TOWN 闇に吠える街

・「闇に吠える街」アルバム解説・

発売:1978年6月2日

プロデュース: ブルース・スプリングスティーン、ジョン・ランドー、スティーヴ・ヴァン・ザント

チャート最高順位:アメリカ第5位、イギリス第14位

収録曲

Side 1

  1. バッドランド – Badlands – 4:03
  2. アダムとケイン – Adam Raised a Cain – 4:34
  3. サムシング・イン・ザ・ナイト – Something in the Night – 5:14
  4. キャンディーズ・ルーム – Candy’s Room – 2:48
  5. レーシング・イン・ザ・ストリート – Racing in the Street – 6:54

Side 2

  1. プロミスト・ランド – The Promised Land – 4:28
  2. ファクトリー – Factory – 2:19
  3. ストリーツ・オブ・ファイアー – Streets of Fire – 4:03
  4. 暗闇へ突走れ – Prove It All Night – 4:00
  5. 闇に吠える街 – Darkness on the Edge of Town – 4:30

 

本作は4作目のアルバムで、2度目の全米トップ5にランクインしました。

この頃スプリングスティーンは、パティスミスに「ビコーズ・ザ・ナイト」を楽曲提供し、全米13位のヒットとなりました。

 

1970年代洋楽アルバム「闇に吠える街」おすすめ曲をyoutubeで紹介!

・暗闇を突っ走れ

初めて聴いたスプリングスティーンの曲が「暗闇へ突っ走れ」でした。

名前は知ってはいたけれど、予備知識ゼロの状態で聴いて、「犬がワウワウ言ってるようなヴォーカルだな。」と思いました。

友人にきかれてそう答えました。友人は「???」みたいな顔をしてましたね。

でも本当にそう思ったんですよ。皆さんはどんな印象をお持ちになりますかね。

聴いてみて下さい。

 

PROVE IT ALL NIGHT 暗闇を突っ走れ  /  Bruce Springsteen

 

・バッドランド

僕の友人は、スプリングスティーンのファンで、バンド名は「BADLANDS」と名付けていました。

僕は参加していなかったんだけど、高校生でスプリングスティーンの「明日なき暴走」や「バッドランド」を演奏していました。

今考えたら、なんてシブい高校生なのかと。1981年頃の話です。

 

BADLANDS バッドランド  /  Bruce Springsteen




 

洋楽ロックランキング!1970年代洋楽アルバム&名曲!   1978年 第7位!TOTO

☆Toto  /  TOTO 宇宙の騎士

「宇宙の騎士」アルバム解説・

発売:1978年10月15日

プロデュース: TOTO

チャート最高順位:アメリカ第9位

収録曲

  1. 子供の凱歌 – Child’s Anthem – 2:46
  2. 愛する君に – I’ll Supply the Love – 3:46
  3. ジョージ・ポージー – Georgy Porgy – 4:09
  4. マヌエラ・ラン – Manuela Run – 3:54
  5. ユー・アー・ザ・フラワー – You Are the Flower (Bobby Kimball) – 4:11
  6. ガール・グッドバイ – Girl Goodbye – 6:13
  7. ふりだしの恋 – Takin’ It Back (Steve Porcaro) – 3:47
  8. ロックメイカー – Rockmaker – 3:19
  9. ホールド・ザ・ライン – Hold the Line – 3:56
  10. アンジェラ – Angela – 4:45

 

TOTOのバンド名の由来としては、以下の文章が本命らしい。あくまで「らしい」ですけどね。

バンドがデモ・テープを作っていた際に、映画『オズの魔法使い』を見たばかりであったジェフが、映画に登場する犬の名前「トト」をテープに書いてすぐ判別できるようにした。その後、デヴィッド・ハンゲイトが詳しく調べたところ、「トト(toto)」はラテン語で「totus(全て)」 、あるいは「all-encompassing(網羅的な)」を意味することが分かった。これは数々のセッションに参加していたメンバーの経歴やどんなジャンルの音楽にも対応できるバンドの演奏能力にぴったりであるということから、デビュー・アルバムのタイトル及びバンド名として採用された。

出典:Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/TOTO_(バンド))

 

当時日本の方が本国より人気があったため、日本の陶器メーカー(TOTO)から取った、というのはファンへのリップサービスみたいです。

バンド名の表記は、日本を除く海外では「Toto」、日本では「TOTO」なんですって。

アレンジャーの松任谷正隆さんが、TOTOのデビューアルバムを聴いて「こういう音を出したい。」とおっしゃったとか。

TOTOのサウンドやギターのスティーヴルカサー、ドラムのジェフポーカロらが、日本のプレイヤーに多大な影響を与えているのは、周知の通りですね。

 

70年代洋楽アルバム「宇宙の騎士」おすすめ曲をyoutubeで紹介!

・ホールド ザ ライン

ボクの中では、スティーブルカサーのベストギタープレイは?ときかれれば、この「HOLD THE LINE」を挙げます。

一番いいところは、感情が燃え上がるような熱いプレイです。

チョーキングを上げ切るところは燃えてますよね。

 

HOLD THE LINE  /  TOTO

 

・ジョージーポーギー

TOTOのメンバーは、ボズ・スキャッグスのアルバムのレコーディングやツアー参加のメンバーが集まって出来たグループです。

「プログレ・ハード」「A.O.R(アダルト・オリエンティッド・ロック)」の両面を持つグループです。

この曲はAORなTOTOの部分の代表曲ですね。

おしゃれで洗練された曲作り、サウンドです。

女性ヴォーカルの部分は、「シェリル・リン」が担当しています。

 

GEORGY PORGY  /  TOTO




 

洋楽ロックランキング!1970年代洋楽アルバム&名曲!   1978年 第8位!ヴァンヘイレン

☆Van Halen  /  VAN HALEN ヴァンヘイレン

 

「炎の導火線」アルバム解説・

発売:1978年2月10日

プロデュース: テッド・テンプルマン

チャート最高順位:アメリカ第19位

収録曲

  1. 悪魔のハイウェイ – “Runnin’ with the Devil” – 3:35
  2. 暗闇の爆撃 – “Eruption” (Eddie Van Halen) – 1:42
  3. ユー・リアリー・ガット・ミー – “You Really Got Me” (Ray Davies) – 2:38
  4. 叶わぬ賭け – “Ain’t Talkin’ ‘bout Love” – 3:49
  5. アイム・ザ・ワン – “I’m the One” – 3:46
  6. ジェイミーの涙 – “Jamie’s Cryin'” – 3:29
  7. アトミック・パンク – “Atomic Punk” – 3:03
  8. おまえは最高 – “Feel Your Love Tonight” – 3:42
  9. リトル・ドリーマー – “Little Dreamer” – 3:23
  10. アイス・クリーム・マン – “Ice Cream Man” (John Brim) – 3:19
  11. 炎の叫び – “On Fire” – 2:57

70年代洋楽アルバム「炎の導火線」おすすめ曲をyoutubeで紹介!

・暗闇の爆撃 ユー リアリー ゴット ミー

「ザ・ビッゲストV」ヴァンヘイレンのデビューアルバムです。

「暗闇の爆撃」は、エディが個人練習で弾いていたフレーズを、プロデューサーのテッド・テンプルマンがたまたま耳にして、レコーディングすることになったらしいです。

エドワード・ヴァンヘイレンは、「ライトハンド奏法」というエポックメイキングなギターの技を世に知らしめた歴史に燦然と名を残すスーパーギタリストです。

このキンクスのカバーはあまりにも有名ですね。

 

ERUPTION  YOU REALLY GOT ME  / Van Halen

 

・アイム ザ ワン

このアルバムには、他にもシングルカットされた曲もあるのですが、ボクはあえてこの曲をチョイスしました。

エディ・ヴァンヘイレンは、奏法的な部分でクローズアップされがちですが、彼の一番素晴しいところは、リズムの乗りの良さだとボクは思います。

アップテンポのシャッフルビートに乗って好き勝手に弾くギターソロは、すごくグルーヴしていてカッコいいです。

これこそエディの素晴らしさではないでしょうか。

 

I’M THE ONE   /  Van Halen




 

洋楽ヒット曲ランキング!70年代洋楽名曲!         1978年 第9位!ケイト・ブッシュ

☆Kate Bush   / THE KICK INSIDE  天使と小悪魔

・「天使と小悪魔」アルバム解説・

発売:1978年2月17日

プロデュース: デヴィッド・ギルモア、アンドリュー・パウエル

チャート最高順位:イギリス第3位

収録曲

  1. 嘆きの天使(Moving)
  2. サキソホーン・ソング(The Saxophone Song)
  3. 奇妙な現象(Strange Phenomena)
  4. 風に舞う羽根のように(カイト) (Kite)
  5. 少年の瞳を持った男(The Man with the Child in His Eyes)
  6. 嵐が丘(Wuthering Heights)
  7. ジェイムズ・アンド・コールド・ガン(James and the Cold Gun)
  8. フィール・イット(Feel It)
  9. 恋って何?(Oh to Be in Love)
  10. ラムールは貴方のよう(L’Amour Looks Something Like You)
  11. へヴィな人たち(Them Heavy People)
  12. 生命のふるさと(Room for the Life)
  13. キック・インサイド(The Kick Inside)

 

 

ケイトブッシュのデビューアルバム。

16歳の時にピンクフロイドのデイヴギルモアに見いだされ、19歳で本作を発売しています。

レコーディングに2年かけたそうです。

今、改めて聴いてみると、すべてにおいて突出した実力ですよね。

楽曲、歌唱力、表現力すべてすごい。これだけのポテンシャルを持った女性シンガーは他に見たことがないですね。

ただ単に「声を出す」というだけでも、どうしてこんなにレンジが広く滑らかに声が出せるのか、というくらいクオリティですね。

70年代洋楽アルバム「天使と小悪魔」おすすめ曲をyoutubeで紹介!

・嵐が丘

ケイトブッシュのデビュー曲「嵐が丘」は、テレビ番組「恋の空騒ぎ」のオープニングで使われていたので、耳にした方も多いと思います。

この曲は発売すぐに、全英4週連続1位となりました。

 

WUTHERING HEIGHTS  嵐が丘  /  Kate Bush

 

・少年の瞳を持つ男

「嵐が丘」がハイトーンをフィーチャーした曲なのと対照的に、この曲は、低めのキーで歌われています。

キーが低くなっても出る声はとても滑らかでよどみがなくすごい説得力です。

 

THE MAN WITH THE CHILD IN HIS EYES   /  Kate Bush




 

洋楽ロックランキング!70年代洋楽名曲! 1978年 第10位!ディーヴォ

☆Devo   / Q:ARE WE NOT MEN? A:WE ARE DEVO! 退廃的美学論

 

・「退廃的美学論」アルバム解説・

発売:1978年7月

プロデュース: ブライアン・イーノ

チャート最高順位:アメリカ第78位、イギリス第12位

収録曲

  1. 狂気の衝動 – Uncontrollable Urge (3:09)(マーク)
  2. サティスファクション – (I Can’t Get No) Satisfaction (2:40)(ジャガー、リチャーズ)
  3. プレイング・ハンズ – Praying Hands (2:47)(ジェリー、マーク)
  4. スペース・ジャンク – Space Junk (2:14)(ジェリー、マーク)
  5. モンゴロイド – Mongoloid (3:44)(ジェリー)
  6. ジョコー・ホモ – Jocko Homo (3:40)(マーク)
  7. 偏執狂が多すぎる – Too Much Paranoias (1:57)(マーク)
  8. ガット・フィーリング – Gut Feeling / Slap Your Mammy (4:54)(マーク、ボブ1号)
  9. カム・バック・ジョニー – Come Back Jonee (3:47)(ジェリー、マーク)
  10. スラッピー – Sloppy (I Saw My Baby Gettin’) (2:40)(マーク、ボブ1号、ジェリー)
  11. シリベル・アップ – Shrivel Up (3:05)(ジェリー、マーク、ボブ1号)

 

「DEVO」というのは、「De-Evolution」の略で、「人間は進化した生き物ではなく、退化した生き物だ」ということなのだそうです。

当時は革新的なイメージだったなあ。

今聴くと「あれっ、そうでもないや。」って感じたりして。

日本の「プラスティックス」の方が、かっ飛んでる気がするのは気のせいでしょうか。

 

70年代洋楽アルバム「退廃的美学論」おすすめ曲をyoutubeで紹介!

・サティスファクション

大胆なアレンジで、ローリングストーンズの代表曲をカバー。

当時は衝撃的でした。YMOがこの曲に影響を受けて、ビートルズの「デイトリッパー」をカバーしたんだそうです。

 

SATISFACTION サティスファクション  /  Devo

https://www.youtube.com/watch?v=96I2CWHa_-A

 

・モンゴロイド

この辺の曲調は、日本のテクノバンドに影響を与えたのではないでしょうか。

なんともチープな感じがたまりませんね。

 

MONGOLOID  /  Devo

 

 

今回も素敵な曲が多くありましたね。個性的なグループもいましたけど。

 

次回は、70年代洋楽名曲ランキング&おすすめ人気アルバム「1979年洋楽名盤10選 」前半 です。

 

うわ〜、あと2回で70年代が終わります。次回もお楽しみに!

筆者のyoutubeチャンネル(演奏動画あり!!)

 

今回も最後までご覧頂きありがとうございました!!

また読んでくださいね!!

 

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