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70年代洋楽アルバムランキング!1976年名曲後半

70年代洋楽ベストヒットアルバム名盤100選




こんにちは、hisaです。

 

今回もご覧頂きありがとうございます。

 

70年代の洋楽ロックは、かっこいい洋楽アーティストが多く、有名ヒット曲はもちろんのこと、バラード、CMで使われた曲も多く存在します。

ランキング形式で、ヒット曲を中心にして名盤アルバムの名曲をyoutube映像と音楽および1曲ずつの解説やエピソードなども交えてご紹介します。

たくさんの音楽が聴けます。ぜひ、解説を見ながらいろいろな音楽をお楽しみ下さい。

 

・1976年のおすすめアルバムのチャートランキング!!

・その年の「洋楽ロックおすすめアーティストのアルバム&おすすめ曲」!!

・おすすめアルバムの「発売日」「チャート最高順位」「プロデューサー」「収録曲」

・おすすめアルバム中の「洋楽バラードの名曲」の紹介

・おすすめ曲を「youtube映像」でお楽しみ頂けます。

・前半でその年の「日本(邦楽)のヒット曲」、後半で「その年の日本の出来事」を紹介

・1年分を「前半」と「後半」に分けています。

 

 

ぜひ、解説を見ながらいろいろな音楽をお楽しみ下さい。

同年の日本のヒット曲や日本の出来事も掲載しています。

照らし合わせてご覧頂くと楽しめると思います。

今回は1976年にヒットした洋楽 ロックのアルバムをご紹介します。後半です。

 

 

 

後半では、70年代洋楽ロック御三家がそろって登場します。

あのバンドとあのバンドとあのバンドです、ってもう分かりますよね。

最初はブラックミュージックのあの名盤、ラテンロックと泣きのギターのあの曲を紹介します。

楽しんで頂ければ嬉しいです!

 

 

前回記事:70年代洋楽名曲ランキング&おすすめ人気アルバム「1976年洋楽名盤10選」前半

 

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オススメ:70年代洋楽ベストヒットアルバム名盤100選




1976年 昭和51年の日本の出来事・流行

■モントリオール五輪開催(体操男子団体が5連勝)
■郵便料金値上げ、はがき20円・封書50円
■昭和天皇在位50年式典
■鹿児島で日本初の五つ子出産
■学校給食に米飯が導入される
■アントニオ猪木対モハメド・アリの異種格闘技戦
■ロッキード事件
■台風17号が猛威、長良川決壊
■大和運輸が「クロネコヤマトの宅急便」を開始
■できたて弁当「ほっかほっか亭」の1号店オープン
■東急ハンズ設立
■1等1000万円の年末ジャンボ宝くじ発売
■ラガーシャツ
■ダウンベストなどスポーティ・ファッションブーム
■ジョーゼットブラウス
■スニーカー
■ファションバッグ
■ジャガー模様ソックス
■羽のアクセサリー
■女性用ブーツの流行
■レッグ・ウォーマーが登場
■ビッグ・シルエット流行
■エスニック・ファッション人気
■チュニック・スタイル人気
■カメラ キヤノンAE-1(キヤノン)
■ビデオデッキ ビデオカセッターHR-3300(日本ビクター)
■ラジカセ付テレビ ラテカセ(日本ビクター)
■カラオケ(クラリオン)
■ファクシミリ FX200 テレコピア(富士ゼロックス)
■日清焼そばUFO(日清食品)
■日清のどん兵衛きつね(日清食品)
■マザービスケット(ロッテ)
■ふえるわかめちゃん(理研ビタミン)
■チップスター(ヤマザキナビスコ)
■明治ポポロン(明治製菓)
■記憶にございません (ロッキード事件の国会証人喚問で、証人質問に対する言い逃れの言葉)
■フィクサー (アメリカの口語で「不正・八百長などをお膳立てする人、黒幕」の意味)
■ピーナッツ(100万円相当の賄賂のこと)

 

洋楽ロックランキング!1970年代洋楽アルバム&名曲!   1976年 第6位エアロスミス

☆Aerosmith   / ROCKS ロックス

・「ロックス」アルバム解説・

発売:1976年5月3日

プロデュース: ジャック・ダグラス

チャート最高順位:アメリカ第3位

収録曲

  1. Back in the Saddle (バック・イン・ザ・サドル)(4:40)
  2. Last Child (ラスト・チャイルド)(3:26)
  3. Rats in the Cellar (地下室のドブねずみ)(3:39)
  4. Combination (コンビネイション)(3:40)
  5. Sick as a Dog (シック・アズ・ア・ドッグ)(4:12)
  6. Nobody’s Fault (ノーバディズ・フォールト)(4:25)
  7. Get the Lead Out (ゲット・ザ・リード・アウト)(3:43)
  8. Lick and a Promise (リック・アンド・ア・プロミス)(3:05)
  9. Home Tonight (ホーム・トゥナイト)(3:18)

 

エアロはやっぱりこのアルバムを紹介したかったんです。やっぱりコレです。

今のヒット曲を飛ばすサラッとしたエアロスミスじゃなくて、ギラギラしててゾクゾクするような怪しい感があるエアロスミスがボクにとってのエアロスミスです。

 

70年代洋楽アルバム「ロックス」おすすめ曲をyoutubeで紹介!

・バック イン ザ サドル

やっぱりこれこそエアロスミスですよね。怪しい感じがゾクゾクします。

1970年代のエアロのサウンドを象徴する曲です。

うねるようなグルーヴに引き込まれます。

ライブのオープニング曲はこの曲ですよ!

 

BACK IN THE SADDLE バック イン ザ サドル /  Aerosmith

 

・地下室のドブネズミ

曲を選ぶ時に「ラストチャイルド」とどっちにしようと迷ったのですが、アップテンポなこの曲をチョイスしました。

「地下室のドブネズミ」という邦題が、この頃のエアロに妙にマッチしてますね。

 

RATS IN THE CELLAR  地下室のドブネズミ/  Aerosmith




洋楽ロックヒットランキング!70年代洋楽アルバム&名曲!  1976年 第7位クイーン

☆Queen   / A DAY AT THE RACES 華麗なるレース

・「華麗なるレース」アルバム解説・

発売:1976年12月10日

プロデュース: クイーン、マイク・ストーン

チャート最高順位:アメリカ第5位、イギリス第1位、日本第1位

収録曲

Side A

  1. タイ・ユア・マザー・ダウン – Tie Your Mother Down (May) – 4:47 *
  2. テイク・マイ・ブレス・アウェイ – You Take My Breath Away (Mercury) – 5:08
  3. ロング・アウェイ – Long Away (May)- 3:33 *
  4. ミリオネア・ワルツ – The Millionaire Waltz (Mercury) – 4:54
  5. ユー・アンド・アイ – You and I (Deacon) – 3:25

Side B

  1. 愛にすべてを – Somebody to Love (Mercury) – 4:56 *
  2. ホワイト・マン – White Man (May) – 4:59
  3. 懐かしのラヴァー・ボーイ – Good Old Fashioned Lover Boy (Mercury) – 2:54 *
  4. さまよい – Drowse (Taylor) – 3:45
  5. 手をとりあって – Teo Torriatte (Let Us Cling Together) (May) – 5:57 *

 

 

クイーンを初めて聴いたのは、中1の冬でFMラジオの番組「ヤングジョッキー」でした。

アルバム「世界に捧ぐ」の時です。「We Will Rock You」や「We Are The Champions」等です。わかりやすくてポップな印象を持ちました。

その勢いで、一番最初に買ったクイーンのアルバムがこの「華麗なるレース」でした。

「世界に捧ぐ」「華麗なるレース」では、ずいぶん印象が違いますよね。

後者の方は、物々しいイントロから「Tie Your Mother Down」につながり、「Take My Breath Away」に移行していきます。

独特のサウンドと妙に神秘的な雰囲気が、「世界に捧ぐ」とずいぶん違って驚いた記憶があります。

聴き込むほどに良さが感じられ素晴しい作品であることが分かりました。

「オペラ座の夜」と比べられるようですが、ボクとしては、「華麗なるレース」のほうが作品としての完成度は高いように思います。あくまで個人の主観ですけどね。

 

70年代洋楽アルバム「華麗なるレース」おすすめ曲をyoutubeで紹介!

・タイ ユア マザー ダウン

クイーンのライブでもよく演奏される曲で、クイーンの中でも最もヘヴィな曲の中の一つです。

アメリカで、チャート31位、イギリスで49位と商業的には奮いませんでした。

たしかにシングル向けではないですけれど、ライブ向けにはとてもカッコいい曲だとボクは思います。

 

TIE YOUR MOTHER DOWN  /  Queen

 

・愛にすべてを

ボクがクイーンの楽曲の中で、一番大好きな曲なんです。

分厚いゴスペルコーラス、歌い上げるメロディライン、ブルージーなギターソロ、曲の構成、もう完璧です。

ある意味正攻法で真っ向から勝負してる感があって、潔い感じが好きですね。

アメリカの大ヒットドラマ「グリー」でも、この曲をカバーしていますが、そちらも素晴しい出来映えです。ぜひ聴いてみて下さい!

 

SOMEBODY TO LOVE   /  Queen




洋楽ロックランキング!1970年代洋楽アルバム&名曲!   1976年 第8位サンタナ

☆Santana   / AMIGO アミーゴ

・「アミーゴ」アルバム解説・

発売:1976年3月

プロデュース: デヴィッド・ルービンソン

チャート最高順位:アメリカ第10位、イギリス第13位

収録曲

  1. ダンス・シスター・ダンス – “Dance Sister Dance (Baila Mi Hermana)” – 8:14
  2. テイク・ミー・ウィズ・ユー – “Take Me With You”  – 5:24
  3. レット・ミー – “Let Me” – 4:49
  4. ジプシー仲間 – “Gitano”  – 6:11
  5. テル・ミー・ユー・アー・タイアード – “Tell Me Are You Tired” – 5:39
  6. 哀愁のヨーロッパ – “Europa (Earth’s Cry Heaven’s Smile)” – 5:04
  7. レット・イット・シャイン – “Let It Shine” – 5:42

このアルバムのジャケットは「ロータス」と同じく横尾忠則氏が担当しています。

1975年にプロモーターのビルグラハムがバンドのマネージャーとなり、精神世界に行きかけていたカルロスにラテンロックに回帰するよう勧めたのだそうです。

このアルバムは4年ぶりに全米トップ10に返り咲きました。

 

70年代洋楽アルバム「アミーゴ」おすすめ曲をyoutubeで紹介!

・哀愁のヨーロッパ

「泣きのギター」という言葉が生まれたのは、この曲からではないでしょうか。

日本の演歌をイメージして作られたと言われるこの曲は、日本人の心にグッとくるメロディラインを持っています。

音を長い時間延ばす「フィードバック」という技巧を駆使した「viva Santana」ヴァージョンで聴いて下さい。

一音が伸びている間にドラムソロが入っていくところは聴き応え抜群です。

 

EUROPE (EARTH’S CRY, HEAVEN’S SMILE)  /  Santana

 

・ダンス、シスター、ダンス

実は、この曲、大好きなんです。サンタナの曲の展開のカッコ良さがすべて詰まった曲です。

前半の歌の部分はラテングルーヴで楽しく盛り上がっていきます。

中盤のギターソロからガンガン盛り上げていき、一段落したところで、スッと音数を減らして静かな感じに持っていきます。

そしてカルロスのギターのフィードバックからスリリングなシンセソロにつながっていき、少しずつリズムを盛り上げていきます。

エンディングではドラムとパーカッションでブレイクしてバシッと曲が終わります。

しびれるような展開です。ぜひとも聴いてほしい1曲です。

 

DANCE SISTER DANCE  /  Santana

 




洋楽ロックランキング!70年代洋楽アルバム&名曲!   1976年 第9位キッス

☆Kiss   / DESTROYER 地獄の軍団

・「地獄の軍団」アルバム解説・

発売:1976年3月15日

プロデュース: ボブ・エズリン

チャート最高順位:アメリカ第11位

収録曲

 

  1. デトロイト・ロック・シティ – Detroit Rock City [5:17]
  2. 暗黒の帝王 – King Of The Night Time World [3:19]
  3. 雷神 – God Of Thunder [4:13]
  4. 地獄の遺産 – Great Expectations [4:24]
  5. 燃えたぎる血気 – Flaming Youth [2:59]
  6. スウィート・ペイン – Sweet Pain [3:20]
  7. 狂気の叫び – Shout It Out Loud [2:49]
  8. ベス – Beth [2:45]
  9. ドゥ・ユー・ラヴ・ミー – Do You Love Me [4:57]

 

キッスの代表作。キッスの代表曲がてんこもりな作品。

これまでのシンプルなロックンロールから、重厚なハードロックへの転換が見事に成功した作品です。

全体を通して独特の音の広がり感が特徴的です。

ドラマチックさや重厚さ、ストリングスを導入したバラードなどの試みも見事ハマっています。

 

70年代洋楽アルバム「地獄の軍団」おすすめ曲をyoutubeで紹介!

・デトロイト ロック シティ〜暗黒の帝王

キッスの代表作です。ボクも中学生の時にバンドでやりました。カッコいいですよね。

実はこの曲のツインギターのソロを弾いているのは、キッスのメンバーではなくて、プロデューサーのボブエズリンなのだそうです。いや〜驚きです。

「デトロイトロックシティ」から「暗黒の帝王」へのつながり方は最高にイカしてますね。

 

DETROIT ROCK CITY〜KING OF THE NIGHT TIME WORLD  /  Kiss

 

・狂気の叫び

このアルバムには、いろいろ有名な曲があるのでどれにしようか迷いましたが、やっぱコレかなと。

サビは一緒に歌えるので、ライブで盛り上がりますよね。

ポールとジーンが交互にヴォーカルを取るのもいい感じです。

 

SHOUT IT OUT LOUD  /  Kiss




洋楽ロックランキング!1970年代洋楽アルバム&名曲!   1976年 第10位ジェフベック

☆Jeff Beck   / WIRED

「ワイアード」アルバム解説・

発売:1976年5月

プロデュース: ジョージ・マーティン、ヤン・ハマー

チャート最高順位:アメリカ第16位

収録曲

Side 1

  1. レッド・ブーツ – Led Boots – 4:03
  2. カム・ダンシング – Come Dancing  – 5:55
  3. グッドバイ・ポーク・パイ・ハット – Goodbye Pork Pie Hat – 5:31
  4. ヘッド・フォー・バックステージ・パス – Head for Backstage Pass  – 2:43

Side 2

  1. 蒼き風 – Blue Wind – 5:54
  2. ソフィー – Sophie – 6:31
  3. プレイ・ウィズ・ミー – Play With Me – 4:10
  4. ラヴ・イズ・グリーン – Love is Green  – 2:30

 

ジェフベックの「ブロウバイブロウ」「ワイアード」は、ロックギターアルバムを語る上で、どちらも外せません。

どちらもエポックメイキングな作品ですが、音楽的なアプローチが若干違います。

分かりやすく言うと、「ブロウバイブロウ」はマックスミドルトン色が強くエレピ・ピアノが多用されていて、ファンキーな要素が強いです。

「ワイアード」は、よりジャズフュージョン的で、ヤンハマーのシンセサイザー色が強いですね。

アルバムジャケットがひたすらカッコいいことこの上ありません。

 

70年代洋楽アルバム「ワイアード」おすすめ曲をyoutube動画で紹介!

・レッドブーツ

この曲のギターリフがカッコいいですね。

イントロのコード感もゾクゾクするほどシビレます。

ジェフとヤンハマーのソロの掛け合いを聴いていると、結構ジェフはヤンハマーの影響を受けていることが分かります。

 

LED BOOTS  /  Jeff Beck

 

・ブルーウィンド

とてもスリリングな曲です。

イントロの不思議なギターの響きとメインテーマをギターとシンセがユニゾンで弾きところもカッコいいです。

やはりこの曲でも、ハイライトは、ジェフとヤンハマーのソロの掛け合いです。

エンディングの空気感もゾクゾクしますね。

 

BLUE WIND  /  Jeff Beck

 

う〜ん、今回はリキが入りました。なかなか濃い記事になったのではないでしょうか。

70年代ロック御三家、やっぱりすごいですね。名盤ぞろいです。

 

次回は、70年代洋楽名曲ランキング&おすすめ人気アルバム「1977年洋楽名盤10選」前半 です。

 

1977年まで来ましたよ!

 

筆者のyoutubeチャンネル(演奏動画あり!!)

 

今回も最後までご覧頂きありがとうございました!!

また読んでくださいね!!

 

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